『スクレア®フロアブル』

『スクレア®フロアブル』

住友化学株式会社より、なし、もも、豆、葉菜の殺菌剤『スクレア®フロアブル』(FRACコード:11)が発売されております。

スクレアフロアブル」は、マンデストロビンを有効成分とするストロビルリン系殺菌剤です。

  • 他のストロビルリン系殺菌剤との主な違いは、 ・菌核病、黒星病(ナシ黒星病など)、ホモプシス病害(ナシ心腐れ症(胴枯病菌)、胴枯病やモモホモプシス腐敗病など)に優れた効果があること ・果樹・野菜の適用作物の範囲では収穫前日※まで使用可能であること です。(※茶は摘採3日前まで、ほうれん草は種7日後まで。)
    • 収穫前日まで使用することができるため、収穫期間の長い果菜類はもちろん、葉菜や果樹においても収穫時期が迫った周辺作物へのドリフト懸念が小さい薬剤です。(農薬登録のない作物へのドリフトには十分ご注意ください。)
  • 他のストロビルリン系殺菌剤との交差耐性はありますので、ストロビルリン剤の連用は避けていただき、他系統薬剤との体系でのご使用等をよろしくお願いいたします。

特長

  • 菌核病に優れた効果。
    • 菌核病に優れた効果を示し、他の菌核剤との体系処理が有効です。
  • なし黒星病、もも灰星病、ももホモプシス腐敗病に優れた効果を示します。
    • なしでは、黒星病に高い防除効果を示します。                       (DMI剤※との体系処理により赤星病も防除可能です。)
    • ももでは、果実肥大期から収穫までの灰星病とホモプシス腐敗病の同時防除基幹剤として活用できます。
  • 収穫前日まで使用可能です。(ただし、茶は摘採3日前まで、ほうれん草は種7日後まで。)
    • 収穫前日まで使用することができるため、収穫期間の長い果菜類はもちろん、葉菜や果樹においても収穫時期が迫った周辺作物へのドリフト懸念が小さい薬剤です。(農薬登録のない作物へのドリフトには十分ご注意ください。)

DMI剤・・・スコア、トリフミン、アンビル 等

菌核菌生活環とマンデストロビンの作用点

マンデストロビンは菌核菌のライフサイクル(生活環)の多くのステージに作用し、感染から発病に至る過程を阻害します。

なすの褐紋病対策

褐紋病は、梅雨時期から発生することが多いカビの病気です。葉、茎および果実など地上部のあらゆる部位に発生します。また、苗床と本圃に発生します。

病原菌はカビの一種で、病斑上に隔壁のある菌糸を生じ、分生子殻、分生子を形成します。病原菌は被害植物上で菌糸や分生子殻の形で土壌中に残り、越冬します。分生子殻は土壌中で2年くらい生存します。気温28℃以上で降雨の多い時に蔓延します。

【病徴】

  • 果実の表面に褐色点状の病斑が現れ、次第に輪紋が拡大、多数の小黒粒(柄子殻)が生産されていきます。
  • 葉では初め下葉に蒼白色で周辺がぼやけた病斑ができ、次第に拡大して褐色病斑となる。円形の病変を生じ、病斑周囲は黄化する。古い病斑は次第に中心部に穴があくことが多い。
  • 茎には、ややへこんだ縦に長い病斑を生じ、中心部に褐色の斑点を生じます。
  • 地上部が侵されると立枯れになります。

【防除ポイント】

  • 種子は健全種子を使用しましょう。
  • 肥料切れになると発病しやすいので、追肥時期に気を付けましょう。
  • 密植をさけ、畑の排水をよくしましょう。
  • 被害茎葉や果実は伝染源になるので、できるだけ早く処分しましょう。
    • 畑から持ち出す時は堆肥袋などに入れて菌を畑に落とさないように工夫してください。
  • 発病した畑には連作しない方が望ましいです。
  • 梅雨時期から発病しやすいので、褐紋病の薬剤散布すると効果が高いです。
  • 作後は、残渣分解資材※を使うなどし被害茎葉や果実を圃場に残さないようにしましょう。         ※分解ヘルパー 等

効果・薬害等の注意

  • 使用前に容器をよく振ってください。
  • 散布液調製後はそのまま放置せず、できるだけ速やかに散布してください。
  • 散布量は対象作物の生育段階、栽培形態および散布方法に合わせて調製してください。
  • 適用作物群に属する作物またはその新品種に本剤を初めて使用する場合には、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
  • 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
  • ぶどうに使用する場合、果粉の溶脱を生じるおそれがあるので注意してください。
  • なしに使用する場合、花弁の焼け、葉への褐点発生等の薬害を生じるおそれがあるので、次の点に注意してください。
    1. 開花期に使用する場合は、展着剤を加用しないでください。
    2. 他の薬剤を混用する場合や展着剤を加用する場合は、事前に薬害の有無を十分に確認してから使用してください。
    3. 気象条件等により散布時や散布後に湿度が高く、薬液が長時間乾かなかった場合は、薬害が生じやすいので、使用しないでください。
    4. 施設栽培、トンネル栽培、雨除け栽培などの多湿になりやすい条件下では薬液が乾きにくいおそれがあるため、注意して使用してください。
  • 乾燥が続く条件下においてほうれんそうに対し灌注で使用する場合、株立数減少などが起きることがあるので注意してください
  • 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用する。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
  • 本剤の使用に当っては使用量、使用時期、使用方法等を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
  • 直射日光をさけ、食品と区別して、なるべく低温で乾燥した場所に密栓して保管する。

※『ストロビルリン系』は耐性菌の発生リスクが高く、ナシ炭そ病、ブドウベト病、ブドウ褐斑病等では防除効果が低下した事例が確認されていますので、DMI剤と同様に注意してください。

耐性菌の出現を回避するために

①同じグループの薬剤を連用せず、異なるグループの薬剤を輪番で使用して下さい。

②できるだけ耐性菌リスクの低い薬剤(保護殺菌剤)で対応することが重要です。

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