『ジオゼット®水和剤』

『ジオゼット®水和剤』

科研製薬株式会社より、熊本阿蘇から生まれた天然物質農薬『ジオゼット®水和剤』(FRACコード:19)が発売されております。

※有効成分「ポリオキシンD亜鉛塩」は、熊本県阿蘇地方の土壌から分離した微生物を発酵培養させて、亜鉛塩で沈殿単離させた天然由来の発酵生産物です。化学合成農薬ではありません。

特長

  • 野菜のリゾクトニア(Rhizoctonia =Thanatephorus)による病害に優れた効果を示します。また、さび病・うどんこ病・灰色かび病に対しても同様な効果を示します。
  • 独自の作用性(キチン生合成阻害)を有し、既存の耐性菌にも有効です。
  • 天敵や訪花昆虫への影響がほとんど無く、IPM防除や環境保全型農業に利用できます。
  • 他の作用性の異なる薬剤とのローテ―ションに加えることにより、安定した効果が期待できます。
  • 微生物由来の天然物質成分であり、化学合成農薬でありません。
  • 製剤特有の臭いもありません。

ポリオキシンAL製剤との違い

ジオゼット水和剤(有効成分:ポリオキシンD亜鉛塩)

ポリオキシンDを主成分とする亜鉛塩

ポリオキシンAL製剤(有効成分:ポリオキシン複合体)

ポリオキシンBを主成分とする

ポリオキシンAからNの数種類を含む複合成分

 

作物

病害

ジオゼット水和剤

(ポリオキシンD亜鉛塩)

ポリオキシンAL製剤

(ポリオキシン複合体)

 

果樹類

野菜類(果菜・葉菜)

花き類

灰色かび病
うどんこ病
アルタナリア病害
菌核類
リゾクトニア病害 ×
ネギ・タマネギ さび病 ×
トマト 葉かび病
ウリ類 つる枯れ病
ハダニ・アザミウマ   弱い
  • ポリオキシン複合体と同様に、アルタナリア病害、うどんこ病、灰色かび病等の重要病害に対しても同様な効果を示します。
  • リゾクトニア病害に対しても優れた効果を示します。
  • ハダニ類・アザミウマ類への活性は認められません。
  • 訪花昆虫や天敵への影響がほとんどなく、IPM防除に最適です。

上手な使い方(キャベツ 株腐病)

キャベツの株腐病はリゾクトニア菌であり降雨が続くと多発しやすいです。

定植から1〜2週間後にジオゼット水和剤を散布し予防しましょう。

※リゾレックス水和剤を使用している方も多いと思いますが、リゾレックス水和剤の使用回数は3回ですので後半にソタールWDGなど使用すると回数がオーバーしてしまう恐れがあります。そこで、系統の違うジオゼット水和剤を使用することで使用回数を減らすことができます。使用回数で困っている方は実践してみてください。

使用上の注意

  • 散布液調整後はできるだけ速やかに散布する。
  • 本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないよう注意し、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

科研製薬株式会社へのリンク

ジオゼット®水和剤へのリンク

ご興味あります方、購入ご希望の方はお手数ですがメール、または電話・FAXにてお気軽に問い合わせください。

※製品の質問だけの方は、メーカーに直接お問い合わせください。

弊社への問い合わせは下記よりお願い致します。0296-48-0188受付時間 8:00-18:00 [ 日除く ]

で問い合わせる

Follow me!