『ヨネポン®水和剤』

『ヨネポン®水和剤』

米澤化学株式会社より、糸状菌・細菌性病害防除の有機銅殺菌剤『ヨネポン®水和剤』(FRACコード:M1)が発売されております。

特長

  • 細菌性、糸状菌性病害に安定した効果を発揮し、耐性も生じにくい。
  • 野菜、果樹等の病害に優れた効果があります。
  • 耐雨性が強く、雨期でも優れた効果を発揮します。
  • 展着性がよく、撥水性作物に対し、均一に付着します。
  • 作物の汚れが少なく、キレイな収穫物が得られます。
  • 適量のカルシウムが含まれており、その効果により作物の生育が良くなります。
  • 毒性は特に低くかぶれ等もなく、薬害も極めて少ない。

使用方法

  • 本剤を500~1000倍に薄め、発病時期に7~10日間隔で十分量散布して下さい。尚、ばれいしょそうか病での種イモ吹き付け処理においては、本剤を40倍にうすめ、種イモ1kg当り30mlを植付前に行って下さい。
  • 本剤は一般の水和剤に比べ比重が軽いので、希釈時水面に浮き溶けにくい性質があります。少量の水で練ってから、所定量の水を混ぜながら加えて頂くと比較的早く均一な希釈液を作ることができます。

天敵への影響

種類名 詳細
ククリメスカブリダニ 未実施
成虫 影響なし
残留期間 0日
ハナカメムシ類 幼虫 影響なし
成虫 影響なし
残留期間 0日
バチルススブチリス 芽胞

影響なし

エルビニアカロトポーラ 影響大
  • 影響なし・ほとんど影響なしと記載されている項目でも、散布後、薬液が乾燥するまでは影響がある可能性はございますのでご注意ください。
  • 表中の残効及び影響の程度は、あくまで目安です。
  • 地域の気候条件(温度・天候・紫外線量など)や農薬散布時の状況(展着剤・換気条件など)によって変化する可能性はございますので、ご注意ください。
  • 本表は、自社で公的機関に試験依頼をし、その試験結果に基づいた中で弊社の知見をもとに作成したものです。

ヨネポン水和剤 HPより抜粋

使用上の注意事項

  • 石灰硫黄合剤、マシン油乳剤、ジチオカーバメート系薬剤などとの混用はさけてください。
  • 無機銅と比べると薬害リスクは軽徴ですが夏期高温時には薬害を生じるおそれがあるので注意して使用してください。
  • ネット系メロンに使用する場合、施設内の高温時下での使用は葉に軽度の薬害が生じるおそれがあるので注意して使用してください。
  • だいこんに使用する場合、根頭首部が黒変することがあるので留意してください。
  • セルリーに対し、生育中期以降に散布すると葉緑部が退緑黄化することがあるので、第一葉掻き時期前後の生育初期~中期に使用してください。
  • はくさいに使用する場合は、結球期以降の散布は外葉に薬害を生じるおそれがあるので注意してください。
  • りんごに使用する場合、落花30日以内の散布はさび果を生じるおそれがあるのでさけてください。
  • ぶどうに使用する場合は、開花後から袋掛けまでの散布では果実への薬害を生じるおそれがあるのでさけてください。
  • なしに使用する場合は、落花30日以内の散布は薬害を生じるおそれがあるのでさけてください。なお、新梢伸長停止期以降の散布が望ましいです。又、西洋なしには薬害が生じることがあるので、使用をさけ、飛散等により散布液がかからないよう十分注意してください。
  • 核果類に薬害を生じることがあるので飛散等により散布液がかからないよう十分注意してください。
  • 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤をはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。

米澤化学株式会社へのリンク

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