スギナやクローバーにも優れた効果『MCPP液剤』

スギナや広葉雑草をきれいに枯らす『MCPP液剤』

丸和バイオケミカル株式会社より、芝生(日本芝、西洋芝(ブルーグラス))・緑地管理用除草剤『MCPP液剤』(HRACコード:4)が発売されております。

特長

  • 芝生などイネ科雑草に対する安全性が高く、広葉雑草(葉の広い雑草)を選択的に枯らします。
  • 雑草の葉や茎から吸収され、根も枯らしていきますので、大きくなった雑草退治に効果的です。
  • クローバー、スギナ、スベリヒユ、カラスノエンドウなどの枯らしにくい雑草もよく効きます。
  • マメ科雑草のほかアカネ、ヤエムグラなどにも有効です。高温時ほど優れた殺草効果を発揮します。
  • 本剤は土壌中では分解、不活性化しますが、植物体に吸収された本剤の効力持続期間は長く、効果的な雑草防除ができます。
  • 周年利用できます。(1年間に3回まで)
  • 土壌中では速やかに分解するので環境への負担が少ない除草剤です。

上手な使い方

MCPP液剤は温度によって雑草への効果が変わります。

【ポイント】

  • 高温期には200倍希釈(1㎡当たり0.5ml)                           例:水10ℓに対して、MCPP50㎖
    • 高温期には芝の地上部に一時的な黄変などを生じる場合がありますが、これをさけるためには薬量の調整が必要です。
  • 低温期には100倍希釈(1㎡当たり1.0ml)                           例:水10ℓに対して、MCPP100㎖
    • 低温時(気温10度以下):雑草への効果が劣るので、もう少し気温が上がってからの散布をお勧めします。
  • 主に雑草の茎葉部から吸収されることによって効果を発揮するので、雑草の茎葉部に散布液が十分にかかることが必要です。
  • 撒きムラがないように散布器を使って雑草に十分に付着するよう、登録範囲内の水量で調整してください。 

芝生の葉と同じような形状のイネ科雑草には効果を発揮しません。またキク科雑草に対しても効果が劣ります。

使用上の注意

  • 使用量に合わせ薬液を調整し、使いきってください。
  • 本剤は、生育期の広葉雑草に有効なので、雑草の発生後茎葉に均一に散布してください。
  • 散布直後の降雨は効果を減ずるので天候を見きわめてから散布してください。
  • 低温時(10℃以下)の散布は、効果が劣るので避けてください。
  • キク科雑草には効果が劣るので、それらの優占するところでの使用は避けてください。
  • 本剤使用により芝に黄変などの薬害を生ずることもありますが、やがて回復し、その後の生育に対する影響は認められていません。
  • 低花木及び浅根性の樹木の周辺では使用しないでください。
  • 周辺の植物に散布液がかかると薬害を生ずるので、有用植物が付近にある場合には かからないよう注意して散布してください。
  • 芝以外の有用植物の植え付けが予想される場所やその付近での使用は避けてください。
  • 散布後、散布液を調製した容器や、散布器具は十分水で洗ってください。
  • 水源池、養殖池等に本剤が飛散、流入しないよう十分に注意してください。
  • 散布器具・容器の洗浄水及び残りの薬液は、河川等に流さず、容器等は環境に影響を与えないよう適切に処理してください。

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