酸素で作物いきいき『M・O・X®』液剤
保土谷UPL株式会社より、酸素供給剤『M・O・X®』が発売されております。
特長
- 速効性の酸素をM・O・X 10kgから約200ℓ放出します。
- 土の中で分解しますので、土の中を好気性にします。
- 土全体をやわらかくします。
- 根の呼吸を助け、根の張りを旺盛にします。
- 酸素を好む微生物を活性化させます。
- 土壌微生物の働きが活性化されることで土壌環境が改良され、良い土の条件の一つである団粒構造の構築も期待できます。
使用場面
- 成り疲れの症状が見られる作物
- 根が弱っている作物
- 肥料の吸収を良くしたい時(液肥を与える当日〜3日前)
- 湿害を受けた圃場
- 固く締まった圃場
- 堆肥・有機物等を入れた圃場
- 栽培期間が高温期や低温期にかかる作物
使用方法
果菜類
(キュウリ・イチゴ・トマト・ナス・メロン・ピーマン・スイカ 等)
育苗期:100倍液を潅水時に施用する。
定植時:100倍液を苗にドブ漬け又は潅水する。
定植後:
- 潅水:100倍液以上に希釈して1,000ℓ以上/10a
- 葉面散布:100倍液を200ℓ〜400ℓ/10a
葉菜類
(レタス・キャベツ・白菜・ホウレン草・小松菜・大葉・春菊 等)
育苗期:100倍液を潅水時に施用する。
定植時:100倍液に苗をドブ漬けする。
レタス、キャベツ、白菜:結球初期から4~5日おきに3~4回100倍液を300ℓ/10a
根茎類
(大根・さつまいも・にんじん・たまねぎ・アスパラガス・セルリー・ネギ・ニラ 等)
葉面散布:100倍液を200ℓ/10a
潅水:100倍液以上に希釈し、株元潅水する。
※ニラ:収穫直後100倍液散布
花弁類
(菊・カーネーション・シクラメン・ラン・トルコギキョウ 等)
※ベット栽培
定植時:100倍液を散布又は潅水。
定植後1~2週間毎に潅水。
※鉢栽培 植替前後に100倍液を散布又は潅水
水稲
種籾浸漬時:50倍液で72時間浸漬
育苗時:100倍液を育苗箱に500㏄潅水する。
出穂時:出穂20日前から2ℓ〜3ℓ/10aを10日毎に4回流し込む。
長雨・ゲリラ豪雨の根腐れ対策
酸素が速やかに発生しますので、根腐れ・養分吸収能力の回復・発根促進に効果を発揮します。
降雨後に冠水しやすい(排水性が悪い)圃場、土が締まりやすい圃場は酸欠しやすい圃場なので、早めに対処してください。
【使用方法】
- 「M・O・X」100倍液を葉面散布します。
- 葉と茎の部分から流れるくらい、噴霧します。特に冠水した部分には、たっぷり洗い流すように散布します。(300ℓ〜500ℓ/10a)
- 農薬、液肥との混用の場合は、アルカリ性の強い薬剤や鉄剤との混用は避けてください。
- 灌注機で「M・O・X」50倍液を株間に30cm位の深さのところに1ℓ灌注します。
- 畝間(通路)が冠水時10aあたり「M・O・X」10ℓ流し込む。
- 冠水した所の水が引いて3日以内にやること。早目に処置しなければ酸素欠乏で萎れて枯れてしまいます。
降雨が強く圃場に雨水が乗ってしまった時に、泥落としとして「M・O・X」100倍希釈液を葉面散布することも効果的です。
※結球している作物は泥が巻き込んでしまっているので困難ですが、結球前の葉が広がっている作物は剥離効果で泥落としも期待できます。
使用時の注意事項
①高温・日射
夕方、または早朝。日差しが強いときの散布は葉焼けなどの薬害が認められる恐れもあります。
②無機銅剤、強アルカリ性の農薬、微量要素
(Mn、Feなど)を中心とする液肥との併用注意。(鉄、マンガンを1%以上含むものは×)
過酸化水素が反応し、酸素が発生してしまいます。
※タンク内で激しく反応し、薬液(泡)が外に溢れる恐れがあります。
③浸透性が強い農薬、(機能性)展着剤との併用
通常使用では推奨はしません。
バケツ等、小スケールで混合し、気泡の発生が見られなければ混用可。また、希釈後の液はその日のうちにご使用ください。
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