『ピシロック®フロアブル』

べと病、白さび病、疫病対策『ピシロック®フロアブル』

日本曹達株式会社より、べと病、疫病、白さび病、苗立枯病(ピシウム菌)等をピシッとロックする『ピシロック®フロアブル』(FRACコード:U17)が発売されております。

収穫前日数も短く、適用拡大により登録幅も広がり更に使い勝手が良くなりました。

特徴

・べと病、疫病等、卵菌類由来の病害に対して高い効力を示します。

・新規系統のテトラゾリルオキシム系殺菌剤です(新規作用機構〔推定〕)。

  既存の殺菌剤耐性菌に対しても有効ですので、ローテーション散布の 1 剤として期待できます。

・収穫前日まで(はくさいは収穫 3 日前まで)使用できます。 

予防効果が主体の殺菌剤です。浸達活性があります。

  浸達活性があり散布面の反対側まで薬剤が浸達します。

・登録作物への安全性が高いです。

  登録作物での、薬害の発生事例はありません。

・耐雨性に優れています。

  特に耐雨性は散布後150mm~200mmの降雨条件でも有効事例が有ります。

・汚れが少なく使いやすいフロアブル剤です。

上手な使い方

※ピシロックは予防効果が見込める薬剤なので、病気が出る前に使用して下さい。もし、病気が発生してしまった場合は、治療効果が高い薬剤を使用して下さい。

だいこん白さび病・わっか症対策

春季や秋季が多雨で低温のとき発生が多いです。胞子(分生子)の発芽最適温度は10℃前後で、比較的低温を好みます。病原菌は、被害残渣中で卵胞子や菌糸で生存し伝染源となります。発病後は、胞子(分生子)が飛散(空気感染)して伝染します。潜伏期間は、通常7~10日間、好適条件では5~7日間と言われています。

わっか症は、白さび病菌が根部に感染して発症します。発症までに少なくとも20日程度かかります。病原菌は、寄生性が分化しておりいくつかの系統に分けられるが、ダイコンを侵す菌は、ダイコンのみ発生します。

写真参考:病害虫・生理障害情報 野菜栽培での病気 害虫 生理障害情報 | タキイの野菜

【対策】

  • 連作を避ける。
  • 圃場の排水をよくする。
  • 密植を避け通風をよくする。
  • 窒素過多を避ける。
  • 地上部の白さび病は、発病初期に薬剤防除を行う。わっか症の薬剤防除は、感染してから発症までの期間を考慮し、予防的に行う。

効果・薬害等の注意事項

  • 使用前によく振ってから使用してください。
  • 使用量に合わせて薬剤を調製し、使いきってください。
  • 散布量は、対象作物の生育段階、栽培形態及び使用方法に合わせて調整してください。
  • 過度の連用をさけ、なるべく作用機構の異なる薬剤との輪番で使用してください。
  • 本剤を使用しただいこんは、つまみ菜、間引き菜として食用に供さないでください。
  • 本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けるようにしてください。
  • 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。

ほうれん草や非結球あぶらな科等軟弱野菜にも安心して使えるので、使ったことのない方は是非一度試してみてください。

日本曹達へのリンク

ピシロック®フロアブルへのリンク

写真参考:だいこん白さび病・わっか症 タキイ種苗株式会社

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