土にやさしい殺菌剤『フロンサイド®紛剤』

広範囲に効く土壌殺菌剤『フロンサイド®紛剤』

石原バイオサイエンス株式会社より、広範囲の土壌病害に安定した防除効果を示す『フロンサイド®紛剤』(FRACコード:29)が発売されております。

【特徴】

・抗菌スペクトラムの広い土壌殺菌剤

 ( アブラナ科野菜の根こぶ病、ばれいしょそうか病、粉状そうか病、ねぎ白絹病等の病害に有効 )

・防除の難しい根こぶ病にも安定した効果

・根こぶ病菌の休眠胞子に殺菌的に作用

・低薬量で安定した効果

  ( 30~40kg/10a(全面施用土壌混和の場合)で効果を発揮します。 )

・残効性に優れ、高い防除効果

・石灰類との併用で根こぶ効果補強

・後作物への影響が少ない

【上手な使い方】

・砕土および土壌混和は丁寧に行う

  (所定の薬量を均一に散布し、土壌と十分に混和する。)

・処理時の土壌水分に注意

  (混和時の過剰な水分は混和ムラを起こす原因になります。→土壌を握って崩れない程度の水分量が目安)

・混和深度は10~15cm

   (トラクターのツメの入る深さ)

・定植、播種は薬剤処理後できるだけ早く行う

  (薬剤処理後7日以内を目安に植付けまたは播種してください。(畑の準備をしてから定植・播種するまでの期間が長いと残効が短くなって効果が発揮されないこともあります。根こぶ病はアブラナ科の根っこに反応し休眠から目覚めます。

・耕種的防除との組み合わせでより確実な効果

  (前作で根こぶ病を発生させた圃場は、輪作や休耕により菌密度を下げてから使用してください。石灰との併用(pHの見直し)で効果が高ります。収穫後の罹病残渣は出来るだけ取り除いてください。)

【根こぶ病の防除方法①】

土壌水分の制御・・・加湿条件で多発するの(排水の改良、高畝、マルチで対応)

土壌pHの制御・・・pH4.6~6.5で多発するので石灰類の施用(pH7.2以上で休眠胞子の発芽抑制)

日照時間   ・・・長日条件で発病多(日長11.5時間以下で発病低下)

完熟堆肥の施用・・・硫黄または窒素欠乏で多発(健全な発育、ホウ素・マンガン施用で植物の抵抗性を向上)

【根こぶ病の有効的な防除方法②】

・罹病残渣の除去・・・腐敗根の放置により菌密度が上昇(分解ヘルパー等残渣分解資材を推奨)

 →罹病残渣の圃場外への持ち出しにより菌密度は低下。(持ち出しの際は堆肥袋に入れる等土を落とさないように工夫してください。)

・輪作・・・連作により菌密度が上昇

 →馬鈴薯、レタス等(アブラナ科以外)との輪作により菌密度を下げる。

・抵抗性品種(抵抗作物)・・・抵抗性品種により罹病株を減少させ菌密度を下げる。

 →根こぶ病が発病しないアブラナ科作物(だいこん 等)を作付けして土壌中の菌密度を下げる。

化学的防除・・・土壌殺菌剤(フロンサイド紛剤・ネビジン紛剤・オラクル紛剤 等)の処理により、罹病株を減少させる。

難防除病害「たまねぎ黒腐菌核病」に適用拡大されました。

・黒腐菌核病は長期に渡り土中に残存します。発病株は菌核が形成される前に丁寧に抜き取り、圃場外にへ持ち出し処分してください。

・難防除病害ですので土壌消毒剤や浸漬処理剤と組み合わせた体系処理防除をしましょう。

※人によってはかぶれが出てしまう場合がありますので、かぶれを気にするのであれば『フロンサイドSC』を使用してみてください。粉立ちしない分かぶれのリスクは軽減します。

販売:石原バイオサイエンス株式会社 へのリンク

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