病害防除剤『クプロシールドフロアブル』

無機銅フロアブル『クプロシールドフロアブル』

アグロカネショウ株式会社より、無機銅のフロアブル製剤『クプロシールドフロアブル』(FRAC:M1)が発売されております。 

クプロシールドは、塩基性硫酸銅を微細化したフロアブル製剤です。

作物への「汚れ」が少なく、有効成分が均一に作物体を覆うため、糸状菌から細菌性病害まで幅広い病害に優れた予防効果を発揮します。
JAS法の有機農産物栽培に使用することができます。

【特徴】

  • 細かい粒子で優れた効果を発揮します。
  • フロアブルで使いやすく、汚れが少ない薬剤です。
  • 収穫前まで使用できます(茶を除く)。
  • 農薬使用回数にカウントされません(有機JAS適合資材)。

【使用上の注意】

  • キャベツ、はくさい、レタス等結球作物を対象に使用する場合は、結球期以降の散布は薬害を生じるおそれがあるので、結球初期までに散布する。
  • きゅうり等ウリ科作物に使用する場合は、次の事項に十分注意する。
    (1)幼苗期は薬害を生じやすいので、生育中期以降に散布する。
    (2)高温時での散布は薬害が生じやすく、症状が強くなることがあるので散布はさける。
  • ブロッコリーに使用する場合は、花蕾に薬害を生じるおそれがあるので、花蕾形成期までに使用する。
  • かんきつに使用する場合は、薬害(スターメラノーズ)を生じるおそれがあるので、炭酸カルシウム水和剤を加用する。特に果実の着生時期および雑柑への散布では厳守する。
  • キウイフルーツに使用する場合は、薬害を生じるおそれがあるので、次の事項に十分注意する。
    ①発芽期以降の散布には炭酸カルシウム水和剤を加用する。
    ②過度の連用はさける。
    ③品種によっては薬害を生じることがあるので、事前に確認してから使用する。
  • 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害や作物への汚れの有無を十分確認してから使用する。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

※銅剤は、薬散したその日のうちに乾かないと薬害のリスクがありますので、天候や時間帯や展着剤(伸びやすい)など工夫して使用して下さい。

アグロカネショウ株式会社へのリンク

兼商クプロシールドへのリンク

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