新規殺ダニ剤『ダニオーテフロアブル』ダニの発生を抑える

『ダニオーテフロアブル』殺ダニ剤の新規有効成分

日本曹達株式会社から、殺ダニ剤(ハダニ類)『ダニオーテフロアブル』(IRACコード:33)が発売されました。

【特徴】

  • 新規の作用機構を有する殺ダニ剤で既存剤に対して感受性の低下したハダニ類に優れた効果を示します。
  • 各種ハダニ類の全ステージに活性を示します。
  • 気温による効果変動が小さく、安定して高い効果を示します。
  • 天敵・有用昆虫に影響が少なく、IPM(総合的病害虫・雑草管理)での活用に適しています。
  • これまで薬害の発生事例がありません。

※ハダニ類に特化しており、ホコリダニ類やサビダニ類には効果が期待できません

※本剤は銅を含む製剤と混用及び近接散布で防除効果が低下する恐れがありますので、使用の際は次の事項に注意してください。

天敵・有用昆虫への影響

天敵・有用昆虫に影響が少ないので、IPM(総合的病害虫・雑草管理)での活用に適しています。

有用昆虫、天敵に対して影響の少ない薬剤です。

ミツバチ、マルハナバチ、マメコバチに対して実用濃度で成虫に対して影響がありません。

ダニの発生を抑えるポイント

①ハダニ類は繁殖が早く、発生初期に対処しないと防除が困難になるので見つけたらすぐに散布する。

②ハダニ類は薬剤抵抗性が発達しやすいので、できるだけ年1回の散布を心掛け、作用性の異なる薬剤との輪番で使用する。

③まきムラがないように、葉の表裏に十分に散布する。

薬害の発生が非常に少ない薬剤ですので、ハダニに困ったら一度使用してみてください。

ダニオーテフロアブル特長/作物登録 動画

【特長編】

効果・薬害等の注意

  • 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。
  • 使用前によく振ってから使用してください。
  • 本剤は銅を含む製剤と混用及び近接散布で防除効果が低下するおそれがあるため、使用の際は次の事項に注意してください。
    • 1.銅剤との混用はさけてください。
    • 2.本剤を散布した後に銅剤を使用する場合は、10日以上散布間隔を空けてください。
    • 3.銅剤を散布した後は本剤の使用をさけてください。
  • 本剤は植物体への浸透移行性がないので、かけ残しのないように葉の裏表に十分に散布してください。
  • ハダニ類は繁殖が早く、密度が高くなると防除が困難になるので、発生初期に散布むらのないようにていねいに散布してください。
  • ハダニ類は薬剤抵抗性が発達しやすいので、できるだけ年1回の散布とし、作用性の異なる他の薬剤と輪番で使用してください。
  • カラー、花はすに使用する場合は、湛水状態で使用しないでください。また、使用後14日間は入水しないでください。
  • 適用作物群に属する作物または、その新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けるようにしてください。
  • 本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けるようにしてください。

日本曹達株式会社へのリンク

ダニオーテフロアブルへのリンク

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