ねぎの黒腐菌核病に『セイビアー®フロアブル20』
シンジェンタジャパン株式会社より、灰色かび病、菌核病に優れた効果がある『セイビアー®フロアブル20』(FRACコード:12)が発売されております。
※唯一のフェニルピロール系殺菌剤であるため耐性菌管理ローテーション防除の1剤として有効です。
特長
- 各作物の灰色かび病・菌核病に対し、発生前からの散布で高い防除効果を示します。
- ベンゾイミダゾール系、ジカルボキシイミド系、ジエトフェンカルブの各種薬剤耐性菌に対しても高い効果を発揮します。
- 長い残効性と優れた耐雨性により、安定した防除効果を示します。
- ミツバチ、マルハナバチ、蚕、チリカブリダニなどの有用生物に対して影響がほとんどありません。
- 唯一のフェニルピロール系殺菌剤(FRACコード:12)のため、ローテーション防除に有効です。
上手な使い方
- セイビアーフロアブル20は、特に、病原菌が植物体に侵入するのを防ぐ効果が高いので、発生前からの予防散布が効果的です。
- 異なる作用性の製品とのローテーション防除で耐性菌の発達を未然に抑え、効果的に病気を防除できます。
ねぎの黒腐菌核病対策
- ねぎの土壌病害に高い効果
- 黒腐菌核病、小菌核腐敗病、白絹病に対し、発生前からの散布で高い防除効果を示します。
- 優れた残効性・耐雨性
- 長い残効性と優れた耐雨性により、安定した防除効果を示します。
菌は盤根部より侵入し、軟白部からは侵入しません。このため盤根部周辺を守らなければいけません。
※盤根部までに薬剤を到達させるためには【ねぎを伝わって茎盤部まで到達するイメージ】で丁寧に登録内でたっぷりと予防散布を行いましょう。
効果・薬害等の注意
- 散布液調製時には、ビンを数回振って内部の成分をかき混ぜてから薬量を計ってください。
- 調製した薬液は、調製した当日に使いきってください。
- レタスに対して薬害を生じるおそれがあるので、付近にある場合はかからないように注意してください。
- ばれいしょの種いも処理に使用する場合、以下のことに注意してください。
- 薬液が凝集するおそれがあるので、他剤との混用はさけてください。
- 処理した種いもはよく風乾してから植付けてください。
- 本剤で処理した種いもは食糧や飼料として用いないでください。
- ぶどうに使用する場合、幼果期(小豆大)以降の散布は、果粉の溶脱を生じるおそれがあるので、幼果期(小豆大)以降は注意して使用してください。
- おうとうに使用する場合、着色期以降の散布は果実に汚れを生じるおそれがあるので、着色期以降は注意して使用してください。
- カラー及び花はすに使用する場合は、湛水状態で使用しないでください。また、使用後14日間は入水しないでください。
- 散布量は、対象作物の生育段階、栽培形態および散布方法に合わせて調節してください。
- 繰り返し使用する場合は散布間隔を7日以上あけてください。
- ハウス等の常温煙霧用として使用する場合は特に次の事項に注意してください。
- 専用の常温煙霧機により所定の方法で煙霧してください。特に常温煙霧装置の選定及び使用にあたっては、病害虫防除所等関係機関の指導を受けてください。
- 作業はできるだけ夕刻行い、作業終了後6時間以上密閉しておいてください。できれば翌朝までそのままとし、開放後十分換気して入室してください。
- 煙霧が直接植物体に当たると葉や果実に汚れを生じるおそれがあるので、施設上部に噴頭部を設置するなど、煙霧が作物体に直接当たらないよう措置をとってください。
- 連用はさけ、作用性の異なる薬剤と輪番で使用してください。
- 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けてください。
- 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬効・薬害の有無を十分確認してから使用してください。なお、普及指導センター、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
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