玉ねぎ苗始まりました
玉ねぎ苗の時期になりました。今年も販売しております。
なくなり次第終了になりますので、必要な方はお早めにお願い致します。
作り方
①畑の準備
植付けの2週間前に、石灰を施しよく耕しておきます。植え溝を15㎝くらいj堀り、完熟堆肥と化成肥料を入れます。その上に5㎝くらい土を入れ、肥料が直接根に当たらないようにします。
ポイント:1平方メートル当たり、苦土石灰は3握り(約150g)、完熟堆肥は約3kg、元肥として化成肥料(N:P:K=8:8:8)を2握り(約100g)、過リン酸石灰を軽く1握り(約30g)とします。生育の促進と雑草防止のため黒ポリマルチをおすすめします。
※植え付けて直ぐに『ネキリムシ』に苗を切られてしまうことがありますので、「ダイアジノン」や「ガードベイトA」を使用して下さい。
②植付け
丈が20㎝~25㎝、太さ4㎜~5㎜の苗を植え付けます。このと草き深さ2㎝程度の覆土とし、深植えしないようにします。
※深植えすると生育が悪くなることがあるので要注意。根は地上部に出ないように軽く丸めて植え穴に入れる。
※無マルチの場合は植付け後、畝間に敷き藁などすると、乾燥防止、地温の低下防止、抑草に効果的です。
【ここがポイント!!】
植付け後にしっかり根を張らせることが大切です。冬の間の乾燥による根傷みや、肥料切れもトウ立ちを早める原因になります
③追肥と土寄せ
植付けしたら、12月下旬から1月上旬にリン酸中心の化成肥料を追肥します。さらに、早生なら2月中旬、中生・中晩生は3月上旬に止め肥を行います。このとき、軽く中耕して条間に土寄せします。
※生育後半に肥料(特にチッソ成分)が効きすぎると球の品質が悪くなり、貯蔵性も落ちるので注意しましょう。
④収穫
5月~6月になって茎葉が倒伏し、玉がしまって固くなったら、晴天の続く日に収穫作業をします。抜き取ったら畑でそのまま1日~2日地干しして乾燥させます。その後、貯蔵する場合は茎葉を結んで風通しの良いところに吊り下げ貯蔵するとよいでしょう。
【品種選びのポイント】
玉ねぎの品種は、栽培期間が短いものから順に、極早生、早生、中生、中晩生、晩生に分類されています。極早生や早生は春から収穫できる品種群で、生食もでき、やわらかくて甘いのが特徴。
秋まき栽培は、早採り栽培の場合、貯蔵性は悪いが肥大のよい早生種を用い、普通栽培では中生種を、貯蔵用栽培では貯蔵性の高い晩生種を用います。
玉ねぎの病害虫
玉ねぎに発生しやすい病気は、秋に感染し、2月~3月になってから発病する『べと病』や『立枯れ病』です。
※放っておくと収穫できなくなってしまうので防除してください。
玉ねぎに発生しやすい害虫は、『ネキリムシ』や『タネバエ』や『ネギアザミウマ』などです。
※『タネバエ』は生堆肥など完熟していない堆肥を使うと出やすいので注意してください。
玉ねぎの基本
玉ねぎの品種は甘味種と辛味種の系統に大別されます。辛さでみると、刺激成分の多い東ヨーロッパ系の辛タマネギと、刺激成分が少ない南ヨーロッパ系の甘タマネギがあり、さらに表皮の色には黄色系、赤色系、白色系があります。日本ではほとんどが辛タマネギで、表皮の色は主に黄色系ですが、赤タマネギは甘みがあって生食に適します。
冷涼な気候を好み、寒さには強いのですが、暑さには弱く、高温になると休眠します。また、球は日が長くなり温度が上がってくると肥大し始めます。したがって、温暖地・暖地では秋まき、春~初夏採りとなります。ただし、早まきして大苗で越冬すると、トウ立ちが多くなります。(茎の直径が1cm以上に達した苗が10℃以下の低温に30日以上あうと花芽が分化します。)北海道などの寒冷地では越冬が困難なので春まき栽培となります。土質は土壌水分に富む粘質土壌でよく生育し、酸性土壌には弱い野菜です。
何かと料理に使う玉ねぎ。玉ねぎは炒める以外にも、生のままスライスにしてサラダにしたり、天ぷらやフライなど油で揚げたり、肉を詰めて丸ごと蒸したりなど多くの調理方法が楽しめます。時間をかけて火を入れたほうが玉ねぎの甘みが増すようです。この機会に、是非チャレンジしてみてください。
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