環境ストレス軽減に『グリベテン』
株式会社ハイポネックス ジャパンより、果実のひび割れ・カルシウム+ホウ素欠乏の軽減剤『グリベテン』が発売されております。
特長
- 高濃度のグリシンベタインが優れた浸透圧調整作用を発揮し、植物や果実の水分や熱ストレスに起因する生理障害から植物を保護します。
- カルシウムとホウ素の相互作用により、植物の細胞組織を強化し、弾力性を与えます。
- 奇形果の発生を減らし、微小なひび割れ、裂果や葉の痛みを軽減して出荷可能な果実の量を増やします。
- カルシウム・ホウ素欠乏症にも効果があります。
グリベテンに含まれる成分とその働き
『グリベテン』の成分には、グリシンベタインとカルシウム+ホウ素が含まれております。
グリベテンを施用することで細胞壁が柔軟になり、細胞膜内の外部濃度と内部濃度が大きく変化しないように調整し、細胞膜と細胞質の収縮と膨張の働きが円滑になります。
グリシンベタイン
- 高湿度、低湿度、高塩分条件下での浸透圧のバランスをとる。
- 光ストレスによる酸化反応を防ぐ光化学系Ⅱの調整
- 湿度ストレスにより抑制されがちなルビスコの活性化、炭素固定を増加
- 生殖器官の保護
カルシウム+ホウ素
- 果皮の小さな傷を軽減
- 水分や熱ストレスに関連する生理機能を高める
- 収穫後の棚持ちをよくする
- 細胞壁を強化、柔軟化
- 組織がしっかりして、特定の真菌に対する耐性を向上
生理障害が起こりやすい時
干ばつ・高温・塩害・老化 など
細胞膜が過剰収縮してます。
起こりやすい症状(生理障害)
・高温による果菜類の奇形発生
・葉菜類のチップバーン・芯腐れ
・果菜類のうるみ果
・花卉類の新梢の葉先枯れ
大雨・水害・高湿度 など
細胞壁が過剰に膨らんでいます。
起こりやすい症状(生理障害)
・水分過剰による果菜類の裂果
環境ストレスにより、果皮や新葉に生理障害が発生しやすくなります。
グリベテンを使用することにより、細胞膜と細胞質の収縮と膨張が円滑になり、生理障害が起きにくくなったり・果実の裂果・葉の痛みが軽減されます。
施用方法
- 葉面散布:200~1000倍及び200~400㎖/10a
- 作物の種類に応じて開花、結実、および果実の生長の段階で2~6回の散布をしてください。
- カルシウム、ホウ素の補給の場合は欠乏症が発生する前後で適宜散布。
※施用するタイミングが重要です。
施用する時は、1回希釈倍率を濃く施用するよりも、1回より2回、2回より3回と希釈率が薄くなっても回数をやった方が効果的です。
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