微生物殺虫剤(BT剤)『サブリナ®フロアブル』

チョウ目害虫の防除に『サブリナ®フロアブル』

Meiji Seikaファルマ株式会社より、微生物殺虫剤(BT剤)『サブリナ®フロアブル』(IRACコード:11A)が発売されております。

『サブリナフロアブル』は、BT剤でアイザワイ系に属しております。

【特徴】

・BT剤としては、世界初の植物由来の油性フロアブル製剤で、展着性に優れた薬剤です。

・フロアブル製剤なので使用時に調整しやすく、作物の汚れが少ないです。

・幅広いチョウ目害虫(コナガ、アオムシ、ハスモンヨトウ、オオタバコガ 等)に高い効果を発揮します。

・JAS(日本農林規格)で定める有機農産物生産に使用することができます。

・特別栽培農産物生産に使用しても化学合成農薬としてカウントされません。

・卵期処理で孵化直後のコナガに効果があります。(BT剤では速効性)

・野菜類に使用可能です。

展着性と汚れ

サブリナフロアブルの効果

【作用機作】

サブリナフロアブルは BT 剤ですので、チョウ目幼虫に食下されると生芽胞と結晶性タンパク毒素が、中腸内で下記のような殺虫作用を示します。

  1. 生芽胞と結晶性タンパク毒素がチョウ目幼虫に食下されます。
  2. 中腸内のアルカリ性消化液と分解酵素が働き、結晶性タンパク毒素が活性化されます。
  3. 活性化した結晶性タンパク毒素が中腸上皮細胞の受容体(レセプター)に結合し、中腸上皮細胞が壊死し、消化液および胞子が体腔内に侵入します。(幼虫は口腔または中腸の麻痺を起こし摂食を停止します)
  4. 体腔内に侵入した胞子が栄養体細胞となって増殖し、同時に他の細菌による 2 次感染も起こります。
    (幼虫は衰弱あるいは敗血症により死亡する)
  5. 菌体内に胞子と殺虫性タンパクが形成され、チョウ目幼虫の体外に放出されます。

効果・薬害等の注意】

使用前によく振ってから、使用して下さい。(よくよく揉んでペーストになるくらいにしてください。)

使用量に合わせ薬剤を調製し、使い切ってください。

本剤を所定量の水にうすめ、十分かきまぜて散布液を調製してください。

はくさいに対しては薬害を生じるおそれがあるので、所定の希釈倍数を厳守してください。

(葉色が抜けるような症状。初期なら回復するが後半なら回復しない場合あり。)

たかなに使用する場合、高温期には薬害を生じることがあるので注意して使用してください。

展着剤を加用すると薬害を生じる場合があるので、展着剤の加用に当っては事前にその適否を確認してください。

石灰硫黄合剤、ボルドー液などの農薬及びアルカリ性の強い葉面散布施用の肥料とは混用しないでください。

散布液調製後はそのまま放置せず、できるだけ速やかに散布してください。

本剤は若齢幼虫に効果が高いので、若齢幼虫期に時期を失せず散布してください。

適用作物群に属する作物またはその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。

本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法等を誤らないよう注意し、特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。

※サブリナフロアブルを希釈して数時間置いておくと下に沈殿しているので、希釈したら早めに使用して下さい。

製造・販売:Meiji Seika ファルマ㈱

ご興味あります方、お求めご希望の方はお手数ですがメール、またはFAX・お電話にてお気軽にお問い合わせください。

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