『ロムダン®フロアブル』

『ロムダン®フロアブル』

日本曹達株式会社より、IGR剤(脱皮促進剤)『ロムダン®フロアブル』(IRACコード:18)が発売されております。

※脱皮を促進(不完全脱皮)して害虫を死に至らすので、マッチ乳剤やカスケード乳剤などの脱皮阻害剤(IGR)と比べて効果発現が早いです。

特長

  • ユニークな脱皮促進作用
    • 従来のキチン合成阻害剤や幼若ホルモンとは異なる昆虫成長制御剤(IGR)です
    • チョウ目幼虫に対して異常脱皮を誘発し、発育や摂食行動を抑制し、死に至らせます。
  • 安定した効果
    • 残効性・耐雨性に優れ、幼虫の発育ステージにかかわらず高い効果を示します。
    • 既存剤に感受性が低下した害虫にも有効です。
  • 環境に対する影響の少ない薬剤
    • 有用昆虫、天敵、鳥類に影響が少ない薬剤です。
    • 登録作物への薬害は認められていません。
  • フロアブル製剤なので薬液の調製が簡単で、作物への汚れも少ないです。

上手な使い方

  • 本剤は移行性がありません。害虫初期に散布ムラのないように十分量を散布してください。
  • 葉物野菜に使用する場合、2,000倍希釈ではオオタバコガには少し効果は低いような気がします。フェニックスやトルネードエース等オオタバコガに効く薬剤と混用して使用すると効果的です。

注意事項

  • 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきる。
  • 散布量は、対象作物の生育段階、栽培形態及び散布方法に合わせ調節する。
  • カラー及び花はすに使用する場合は、湛水状態で使用しない。また、使用後14 日間は入水しない。
  • 蚕に対して長期間毒性があるので、養蚕地帯等では使用しない。また、これら以外の場所でも付近に桑園がある場合は飛散してかからないように十分注意して散布する。
  • 無人航空機による散布を行う場合には、次の注意事項を遵守する。
    • 散布機種の散布基準に従って行う。
    • 散布機種に適合した散布装置を使用する。
    • 散布中に薬液の漏れがないように、事前に機体の散布配管その他散布装置の十分な点検を行う。
    • 散布液の飛散によって自動車の塗装やカラートタンの塗装等へ影響を与えないよう、散布地域の選定に注意し、散布区域内の諸物件に十分留意する。
    • 散布終了後、機体の散布装置は十分洗浄し、薬液タンクの洗浄廃液は安全な場所に処理する。また使用後の空の容器は放置せず、安全な場所に廃棄する。
  • 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用する。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
  • 本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法等を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

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