気門封鎖剤+展着剤『フーモン®』

殺虫・殺ダニ(気門封鎖剤)・殺菌剤(うどんこ病)・展着剤『フーモン®』

日本化薬株式会社より、殺虫・殺ダニ(気門封鎖剤)+殺菌剤(うどんこ病抑制)+展着剤の効果もある『フーモン®』(IRACコード:-、FRACコード:―)が発売されております。

※ 有機JAS適合資材ではありません。農薬の使用回数はカウントされます。

※うどんこ病は発病を阻害します。

適用拡大(令和5年11月8日)

作物名 「とうもろこし(ハダニ類)」 を追加する。
作物名 「きく(ハダニ類)」 を追加する。

特長

  • 1000倍の高希釈倍率で、野菜類やりんご・かんきつに使用できます。
  • アブラムシ類、ハダニ類、コナジラミ類、うどんこ病を同時に防除します。
  • 有効成分がすばやく害虫を包囲し、気門封鎖で窒息死させます。
  • 収穫前日まで何回でも使用できます。
  • 展着剤(殺虫剤・殺菌剤)として使用できます。
  • 主成分はマーガリンなどの食品添加物として使用されております。

上手な使い方

  • フーモンは物理的に対象害虫の気門を封鎖する剤であり、薬剤散布液が対象害虫に直接かからないと防除効果が発揮されません。薬剤が十分にかかるように、ムラなく、葉裏も含め丁寧に散布してください。
  • 対象害虫の密度が上がる前に散布してください。発生が多い場合には、散布間隔を短くして散布してください。
  • 薬剤抵抗性発生を避けるために、対象害虫の密度を下げるローテーション剤としてもお使いいただけます。
  • 展着剤は加用しないでください。(加用しなくても濡れ性、拡展性は十分です。加用すると防除効果が低下する恐れがあります。)

殺虫スペクトル

卵には効果が弱いので、ハダニ類が発生しているときは使用間隔を短くするか、他の薬剤を使用して早めに対処してください。

効果・薬害等の注意

  • 使用量に合わせ薬液を調製し、使い切ること。
  • 散布液調製の際はよくかき混ぜ、調製後はなるべく早く使用すること。
  • 本剤薬液が害虫にむらなくかかるよう葉の表裏に丁寧に散布すること。散布液が直接害虫にかからないと効果が期待できない場合がある。
  • 本剤は残効が短く、害虫の卵に対して効果が劣るため、害虫の増殖期や圃場外からの飛び込み盛期には、5〜7日間隔の連続散布で使用するか、他剤とのローテーション散布で使用すること。
  • 散布水量は対象作物の生育段階、栽培形態及び散布方法に合わせて調節すること。
  • 散布直後の降雨は効果を減ずるので、天候を見極めてから散布すること。
  • 作物の幼苗期や軟弱徒長苗、高温時など一般に薬害が生じやすい条件では、本剤の使用をさけること。
  • おうとうの果実に薬害を生じるおそれがあるので、果実のある時期は使用をさけること。
  • ストロビルリン系薬剤との同時施用及び近接散布は、薬害を生じるおそれがあるのでさけること。
  • 防除効果が低下するおそれがあるため展着剤は加用しないこと。
  • 展着剤としての使用に当たっては、使用農薬の使用条件や使用上の注意事項を厳守すること。
  • 展着剤としての使用に当たっては、使用農薬の使用上の注意事項に薬害の生じやすい作物、気象条件などが記載されている場合には、本剤の使用をさけること。
  • 展着剤としての使用に当たっては、果実が果粉を形成する果樹類に使用する場合、果粉の溶脱を生じるおそれがあるので無袋栽培の果実や有袋栽培の袋かけ前の果実のある時期は使用をさけること。
  • 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤をはじめて使用する場合、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用すること。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

日本化薬株式会社へのリンク

フーモン®へのリンク

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