2022年4月21日 2024年4月19日株式会社幸島園種苗

アブラムシ類に高い効果『ウララ®DF』

ローテーション防除の１剤に『ウララ®DF』

石原バイオサイエンス株式会社より、ユニークな吸汁阻害作用、高い浸達性・浸透移行性、天敵・有用生物の高い安全性に優れた、『ウララ®DF』（IRACコード：29）が発売されております。

※２０２１年５月２１日付でオクラ「フタテンミドリヒメヨコバイ」が適用拡大されております。

アブラムシ類に高い効果
アブラムシ類、アザミウマ類に対して高い殺虫効果があります。
ユニークな作用
対象害虫の吸汁を速やかに阻害して防除します。対象害虫が衰弱して茎葉から脱落するまでに数日かかるため、見かけ上は遅効的ですが、吸汁阻害は即効的で直ちに加害できなくなります。
すぐれた残効性と耐雨性
葉内で適度な安全性を持ち、2～3週間の残効性があります。また、耐雨性も良好で、これは有効成分が散布後すみやかに葉内に取り込まれるため、降雨による流亡で効果を減じることが少ないためと考えられます。
新しい系統の殺虫剤
新規な作用性を持ち、IRM（抵抗性害虫管理）のローテーション防除に最適な殺虫剤です。
高い浸透移行性・浸達性
高い浸透移行性を持っているため、巻葉を作り薬剤のかかり難いアブラムシの防除が可能です。上位展開葉や新梢にも薬剤が移行します。
天敵や有用昆虫に対し、影響が少ない
カブリダニ類、寄生蜂などの天敵に影響が少なく、IPM（総合的病害虫管理）体系防除の一剤として適合します。

標的外生物にはほとんど影響のない選択性の高い殺虫剤です。アブラムシ類のほか、一部のコナジラミ類やアザミウマ類といった吸汁害虫に特異的に作用し、カブリダニ、ハナカメムシ等の天敵やマルハナバチ、ミツバチ等の訪花昆虫にはほとんど影響のない特徴のある薬剤です。

フロニカミド剤の天敵に対する影響

国際生物防除機構基準による

アブラムシ類、コナジラミ類、ウンカ類等の半翅目害虫やアザミウマ類に対し殺虫効果を示します。種にかかわらずアブラムシの効果は高いが、コナジラミ類、ウンカ類、アザミウマ類に対しては、種にって効果が異なるので注意が必要になってきます。

フロニカミド剤の殺虫スペクトラム

害虫名	効果	害虫名	効果
ジャガイモヒゲナガアブラムシチューリップヒゲナガアブラムシナシノアブラムシニセダイコンアブラムシムギクビレアブラムシモモアカアブラムシリンゴワタムシリンゴミドリアブラムシユキヤナギアブラムシワタアブラムシ	◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎	オンシツコナジラミタバココナジラミ（Qタイプ）チャノキイロアザミウマネギアザミウマミカンキイロアザミウマミナミキイロアザミウマハモグリバエハダニ類	◎ △ ◎ 〇〇 △ × ×

◎優れた効果、〇効果がある、△効果が弱い、×効果がない

※日本植物防疫協会より引用：フロニカミドDFの特長と使い方

フタテンミイドリヒメヨコバイは幼虫、成虫ともに新葉や茎から吸汁することで葉の黄化、萎縮、奇形などの症状を呈し生育が抑制されます。定期的に葉裏を観察し早期発見、早期防除に努めることが重要です。

使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。散布器具、容器の洗浄水等は河川等に流さないでください。周囲に影響のない方法で処理を行い、空容器は環境に影響のないよう適切に処理してください。
使用液量は対象作物の生育段階、栽培形態および散布方法に合わせ調節してください。
適用作物群に属する作物またはその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。
本剤の使用に当たっては、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は病害虫防除所等関係機関の指導を受けるようにしてください。

ご興味あります方、購入ご希望の方はお手数ですがメール、または電話・FAXにてお気軽に問い合わせください。

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