『リゾレックス®水和剤』

リゾクトニア病害に『リゾレックス®水和剤』

住友化学株式会社より、リゾクトニア病害(紋枯病、ジャガイモ黒あざ病、トマト苗立枯病、ハクサイ尻腐病、テンサイ根腐病、キク立枯病など)対策に『リゾレックス®水和剤』(FRACコード:14)が発売されております。

特長

  • 有機リン系の殺菌剤です。
  • リゾクトニア菌、コルティシウム菌、ティフラー菌などに対して効果があります。
  • 優れた残効性を示します。
  • 登録作物名が多く、使いやすい薬剤です。
  • りんご紫紋羽病に安定した効果があります。
    • 地上部からの注入が可能で(1m2あたり約40Lが目安)大幅な省力化が図れる他、結実樹にも使用できるため予防的な使い方が可能です。

苗立枯病

苗立枯病の病原菌はリゾクトニア属菌とピシウム属菌です。リゾクトニア菌とピシウム菌では、効果のある薬剤が違うので注意が必要です。

リゾレックス水和剤は

  • リゾクトニア菌・コルティシウム菌・ティフラー菌による苗立枯病には有効です。

     (リゾクトニア属菌による苗立枯病は9~11月の高温期に被害が多い。)

  • ピシウム菌、アファノマイセス菌、フザリウム菌による苗立枯病には効果が劣るので、注意が必要です。

     (ピシウム属菌による苗立枯病は、11~3月の低温期に被害が多い。)

※株元の病気なので株元を中心にしっかりと散布すること。

効果・薬害等の注意

  • 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきる。
  • 石灰硫黄合剤、ボルドー液との混用はさける。
  • てんさいの根腐病、葉腐病に対しては、予防的に散布する。また、根腐病に対しては株元を中心に散布する。
  • 野菜類の苗立枯病防除では、リゾクトニア菌による苗立枯病には有効であるが、他の病原菌による苗立枯病には効果が劣るので、それらによる苗立枯病の混発が予想される場合には、他の有効な薬剤と組み合せて使用する。
  • ばれいしょに使用する場合は次のことに注意する。
    • 浸漬処理の場合は、所定濃度の薬液に瞬時~10分間浸漬する。
    • 処理した種芋はよく風乾してから貯蔵または植え付ける。
  • さやえんどうの茎腐病に使用する場合、多発地では種子粉衣処理では効果が不十分な場合もあるので、土壌灌注処理と組み合せて防除する。
  • オクラの苗立枯病に対しては、植穴または株元に灌注処理をする。
  • カラー及び花はすに使用する場合は、湛水状態で使用しない。また、使用後14日間は入水しない。
  • 水耕栽培に使用する場合、本剤を使用した施設からの廃液をかんがい水路、排水路、河川等には絶対流さず、適切に処理する。
  • 本薬剤を施設で使用したあと、施設内に臭気が残る場合には換気を行う。
  • 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
  • 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤をはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用する。
  • なお、普及指導センター、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

住友化学株式会社へのリンク

リゾレックス®水和剤へのリンク

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