カイガラムシ類、コナジラミ類、ネダニ類に『アプロード®フロアブル』

防除薬剤の少ないネダニ類に効果『アプロード®フロアブル』

日本農薬株式会社より、ウンカ類、ヒメヨコバイ類、カイガラムシ類、コナジラミ類、にら・ねぎのネダニ類に害虫の脱皮を阻害する昆虫成長制御剤(IGR剤)『アプロード®フロアブル』(IRACコード:16)が発売されております。

特長

  • 幼虫の脱皮を阻害し、齢末期~脱皮時に死亡させる昆虫成長制御剤(IGR剤)である。
  • 多くの天敵に対して影響が少なく、天敵の保護・活用場面(IPM)にも適した薬剤である。
  • フロアブル製剤のため薬剤の秤量がしやすく、作物に対する汚れも少ない。
  • 長い持続効果と広い散布適期幅である。
  • 成虫に対しては産卵を抑制したり不ふ化卵を産下させる作用を持ち、次世代密度を抑制します。

ネダニ類の生態

ねぎ 上手な使い方

  • ネダニに有効な土壌処理の殺虫剤を定植時に施用し、土壌中の密度を低減することが重要です。
  • ネダニの発生が確認された圃場では、収穫後の作物残渣を残さないようにします。(未熟堆肥を使用した場合も発生しやすいので注意が必要です。)
  • 連作した圃場で発生が多く見られる傾向にあります。(前作の根に寄生していたら間違いなく発生します。)
  • 成虫・幼虫とも、土に埋まった根と茎部に寄生して食害します。
  • 根と茎部が食害されるので生育が悪くなり、葉が黄化して、腐敗しそのままにしておくと枯死する場合があります。

植付後すみやかに株元に希釈倍率1,000倍を1〜3ℓ/㎡を目安に灌注処理してください。

にら 上手な使い方

※収穫後、茎葉が伸び出す前にすみやかに株元に灌注処理してください。

※収穫ごとに連続で使用すると、薬害が発生する場合があります。

カイガラムシ防除

アプロードはカイガラムシに対して主に幼虫の脱皮を阻害することにより効果を示す薬剤です。したがって、カイガラムシの幼虫が発生する時期に使用する必要があります。カイガラムシの幼虫は5~6月に発生する場合が多いですが、幼虫の発生時期はカイガラムシの種類や地域によっても異なりますので防除対象とするカイガラムシの幼虫発生時期を確認してから使用してください。

注意事項

  • 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきる。
  • なしの萌芽期から新梢伸長期に使用する場合、薬液が乾きにくい条件下では、葉に褐色斑点等の薬害が生じるおそれがあるので、注意して使用する。但し、施設栽培ではこの時期での使用をさける。
  • にらに対して、年間複数回収穫を行う作型において本剤を連続で使用すると薬害を生じる場合があるので注意する。
  • 葉ねぎに対して、本剤を使用すると薬害を生じる場合があるので、事前に薬害の有無を確認してから使用する。
  • 本剤を本田の水稲に対して希釈倍数300倍で散布する場合は、所定量を均一に散布できる乗用型の速度連動式地上液剤少量散布装置を使用する。
  • 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法等を誤らないように注意し、とくに初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
  • 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用する。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

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