安全性が高い有機JAS適用『カリグリーン®』
石原バイオサイエンス株式会社より、うどんこ病・さび病・灰色カビ病の治療効果に優れている『カリグリーン®』(FRACコード:NC)が発売されております。
加里肥料( 主成分が炭酸水素カリウム )の登録もありながら治療的殺菌効果も期待でき、有機JASに適合している農薬です。
【特徴】
・うどんこ病に対して治療効果を発揮します。
うどんこ病などに高い治療効果を示します。特に発病初期の散布が効果的です。効果は速効的で、カリウムイオンが植物病原菌の細胞に入り込み、細胞内のイオンバランスを崩し、細胞機能に障害を起こし病斑を消滅させます。
・加里肥料としての登録もあり、病害防除と同時に肥料効果も期待できます。
主成分の炭酸水素カリウムは防除効果を発揮した後、植物に吸収され肥料効果を発揮し、植物の成長を促進します。〔肥料登録:生第86632号、肥料の種類:粗製加里塩、保証成分量:水溶性加里~37.0%〕
・ミツバチ、蚕などに対して安全であり、チリカブリダニ、クモなどの天敵にもほとんど影響がありません。
ミツバチや蚕が、本剤のかかった葉を食べたり触れても影響はありません。マルハナバチなどの訪花昆虫、チリカブリダニなどの天敵に対しても影響が少なく、天敵利用の防除体系が可能です。また、魚介類に対しても影響が少ない薬剤です。
・作物の収穫前日まで使用でき、使用回数制限がありません。(但し、たばこの場合は収穫10日前まで2回散布です。)
本剤は、マイクロカプセル技術を駆使した水溶剤で、安全性が高く、収穫前日まで使用できます。また散布中や散布後に臭いや汚れが少なく、きれいな作物が得られます。
・有機農産物の日本農林規格(有機JAS)に適合する農薬です。
主成分の炭酸水素カリウムは、食品や医薬品に使用されており、人畜に安全性が高く、本剤の分解物であるカリウムイオンおよび炭酸イオンは広く天然に存在しており、環境にやさしい病害防除剤です。JAS(日本農林規格)が定める有機農産物にも使用することができます。
・耐性発達の懸念は少ない
他剤耐性菌に有効で、耐性菌の出現もほとんどないと考えられ、連続散布が可能です。
【上手な使い方】
・展着剤を必ず加用してください。
・5~7日間隔で、2~3回散布がより効果的です(たばこは2回)。
・EBI(DMI)剤などとのローテーション散布をしてください。
(EBI剤 ステロール生合成阻害剤):トリフミン・ラリー・モンガリット 等
・発病初期(病斑が少し見え始めた時期)に散布をしてください。
・初めて使用する場合は、薬害の有無を十分確認してから使用してください。
※ベンレート・アリエッティ・アリエッティC・木酸・クエン酸および強酸性の葉面散布剤との混用はさけて下さい。
※メロンに使用する場合、葉に軽微な褐点、もしくは軽い縮葉症状を生じることがあるので留意してください。
※補助成分の凝集によりゲル状の沈殿が生じることがあります。
詰まりを防止するために散布機器のフィルターやストレーナーなどの濾過器を定期的に点検し、洗浄していただくようお願い致します。
製造・販売元OATアグリオ株式会社 へのリンク
販売 石原バイオサイエンス株式会社 へのリンク
カリグリーンの製品ページ
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